液状イソプレンゴム(LIR)

「クラプレン®」は株式会社クラレの液状ゴムであり,液状イソプレンゴム(Liquid Isoprene Rubber, LIR),液状ブタジエンゴム(Liquid Butadiene Rubber,LBR),液状スチレンブタジエンゴム(LiquidStyreneButadieneRubber, L-SBR)に分けられます.これらは低分子量の粘稠な合成ゴムであり,残存モノマー,残存溶媒をほとんど含まないため,ほぼ無臭,無色透明です.また分子量分布が狭いという特長を持っています.「クラプレン®」は可塑剤として機能すると共に,二重結合を有するため固形ゴムと共架橋することで,通常のオイルで発生するようなブリードアウトがしにくいという特長があります.これにより最終製品の品質を安定に保つことが可能になります.「クラプレン®」を使用することにより,加硫ゴムの力学物性を落とすことなく混練時間を削減することができ, 生産性の向上と生産コストの低減が可能です.官能化銘柄は金属やガラス,繊維等との接着性に優れます.
「クラプレン®」の主な用途はタイヤ,ベルト,ホースなどのゴム製品,コーティング剤,粘接着剤,シーリング材です.

Category
ポリマー
Market
医薬品/化粧品 自動車/輸送
Maker
株式会社クラレ

グレード一覧

カテゴリー

タイプ

グレード

構造

一分子当たり官能基数

分子量

粘度

ガラス転移

(Pa• s, 38°C)

温度 (℃)

ポリイソプレン ホモポリマー

LIR-30

28,000

70

-63

LIR-50

54,000

500

-63

ブロックコポリマー

LIR-390

48,000

400

-95

カルボキシル化タイプ

LIR-403

3

34,000

200

-60

LIR-410

10

30,000

430

-59

UV硬化

UC-102M

2

17,000

30

-60

UC-203M

3

35,000

190

-60

水添タイプ

LIR-290

31,000

1,200

-59

ラテックスタイプ

LIR-700

28,000

7.5

-63

(at 25°C)

(Solid cont.= 60wt%)

特徴

無色・透明で揮発成分が少なく、ほぼ無臭です。
天然ゴム、BR、SBR、EPDM等の固形ゴムと共架橋が可能で、ブリードアウトを抑えられます。
オイル同等の可塑効果により、生産性が向上します。
混練の回数と時間を減らせます。
適度なタックと優れた粘接着特性を備えています。
官能化グレード、水添グレード、共重合グレードなど、ラインナップが豊富です。
ガラス転移温度(Tg)が低く、低温でもゴム的性能を維持できます。

ドキュメント

製品カタログ

〈クラレ液状ゴム〉には、以下の3種類があります。

液状ブタジエンゴム(L-BR)
液状イソプレンゴム(L-IR)
液状スチレンブタジエンゴム(L-SBR)
銘柄によって分子量、ミクロ構造、粘度、Tgなどにバリエーションがあります。また官能基を有する変性タイプ、水添タイプも取り揃えています。

〈クラレ液状ゴム〉はゴムの混練り工程に投入することで、通常の可塑剤と同様にコンパウンドのムーニー粘度を低減させ、生産性を向上させることができます。
可塑剤として機能すると共に,二重結合を有するため固形ゴムとの共架橋が可能になり、通常のオイルで発生するようなブリードアウトを抑制できるという特長があります。これにより最終製品の品質、力学物性を安定に保つことが可能になります。これら2つの特長から、〈クラレ液状ゴム〉は「反応性可塑剤」として、様々な用途で使用されています。

〈クラレ液状ゴム〉は大きく分けて、液状ブタジエンゴム(L-BR)、液状イソプレンゴム(L-IR)、液状スチレンブタジエンゴム(L-SBR)に分類されます。これらは低分子量の粘稠な合成ゴムであり、残存モノマー、残存溶媒をほとんど含まないため、ほぼ無臭、無色透明です。また分子量分布が狭いという特長を持っています。

〈クラレ液状ゴム〉各種銘柄は、ベースとなる固形ゴムと共架橋することで可塑剤の移行(ブリードアウト)を抑制できます。ブリードアウトが抑えられることで、最終製品の品質を安定に保つことができます。ベースゴムの一部置換(高分子量銘柄)として、またはオイルの一部置換/全量置換(低分子量銘柄)で使用されます。
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